ホール
扉一つ無い部屋で身の毛もよだつ不気味な響きが館の中に広がる
ロウソクの炎が風も無いのに揺れ動く
ほら、そこにもここにも亡霊達が諸君の恐れおののく姿を見て彼らは喜びの笑みを浮かべているのだ
紳士ならびに淑女諸君、ホーンテッドマンションへようこそ
私はこの館の主、ゴーストホストであるフフフ…さあ、もっと奥へ
後ろの方のためにもうちょっと詰めてもらえるかな?
もう引き返すことは出来ませんぞ
全てはここから始まる
まずは私の一族を見るがいい、この魅力的な姿を..
伸びる部屋
この不思議な気配を諸君は感じただろうか?
部屋が伸びているのか?それとも諸君の目の錯覚なのか?よーく見るがいい。
この部屋には窓も扉も全く無いフフフフフフ…
慌ててももう遅い
果たして諸君はこの部屋から出ることができるかな?
ハッハッハッアーハッハッハ
私ならこうやって出るやら
(雷の音と悲鳴と何かが割れる音)
これは失礼 脅かすつもりじゃなかったんだがハハハ…
まだこれはほんの序の口 本物の恐怖はこれからこれから
さぁ、案内するとしよう
みんな一緒に付いてくるがいい